レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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2009-01-01から1年間の記事一覧

デブサミに行ってきた後輩が、やたらと元気でビビる。

デブサミに行ってきた後輩が、やたらと元気でビビる。なんと、勢いでGroovyユーザーグループの関西支部長とかなっちゃうし。 →「Groovyイン・アクション読書会IN関西!!! - blog4j 2.0」あっという間になんかつくってるし。 →「データベース不要のデータベー…

テストのエビデンスが品質を下げてる実態

今の現場は、テスト結果の精密なエビデンスが求められる。今日はバグつぶしそっちのけで、テスト実施結果に対するエビデンスを採っていた。数100項目のテストケースに対する画面キャプチャやデータキャプチャのエビデンスを採る。これを綺麗に整理して、お客…

そのシステムの常識をサンプルコードに語らせろ

システムの仕様について、常識として通用してしまっている部分があると 新規参入者は非常に困るということを実感した。 こういうときに、メンテナンスされているかどうかわからない設計書はあまり役にも立たないし、 その人が常識だと思っていることまでは設…

ギーク対スーツか?それともギーク対メディアか?

僕もメディアに加担する一人として、反省を込めて。 Struts+EJB、SSHなど、センセーショナルに現れて新たな問題を現場持ち込む技術は、 スーツのおっさん*1によって持ち込まれるように言われている。 でも、周りの典型的にスーツと呼べる人たちは1歩先の技術…

テストは「最低限」のパターンではなく、与えられた時間の中で「最大限」やるべきだ。

本来、高い品質を得るには、できるだけ沢山のパターンを出来るだけテストしてみるのがよく考え付く限りのパターンを全網羅するテストが出来れば最高だ。しかし現実問題として、それは全くもって途方もない。 だから何らかの基準を設けて、テストパターンを絞…

30代に必要な「なんとかやり遂げる能力」

30代に差し掛かる弊社のリーダー達にとって共通する一つの問題は、どのような30代を過ごし、どのようにこれからの仕事人生を送るかということです。 僕も30代に入って間もないのでまだまだ発展途上ですが、僕が考えるには、不可能だと思えることをなん…

エンジニアのためのドラッカーの良い言葉

ドラッカーの名言集の中でも、エンジニアに最も適しているのが以下の「仕事の哲学」だ。 1ページ1文であり200ページ程度しかないのだが、凝縮された言葉ばかりなので、開くたびに大きな発見がある。 頭から終わりに向かって読み進める読書ではなく、別…

小さく失敗することの価値

理想に近いものを手に入れるための唯一の方法は小さな失敗を積み重ねることかもしれない。 すばやく行動するために小さな失敗を恐れないことは大事だ。しかし小さな失敗を恐れないことのメリットは”素早さ”を手に入れることだけではなく、むしろ制御しながら…

或るエンジニアの生き続ける魂

エンジニアをやっていて、こんなに目頭が熱くなるような経験はこれが初めてかもしれない。 物づくりという仕事は、魂を込めたものを世に出すことだ。物は、作った人よりも長く生き続けることがある。それを使う人たちは、多かれ少なかれ作った人のことを想う…

設計書よりもユーザーマニュアルを書こう!

僕が今やってる例のプロジェクト*1で、この前、設計書を作ってお客さんに確認してもらった。 分厚い設計書で、何回も社内レビューをしてもらって、メッセージIDのマッピングなど細かい点をイライラしながら直して何度も印刷して、「最終版」、「最終版2」…

ガード条件を使ってると単体テスト仕様書が書きやすい

実装パターン作者: ケント・ベック,Kent Beck,永田渉,長瀬嘉秀,株式会社テクノロジックアート出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション発売日: 2008/12/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 502回この商品を含むブログ (90件) を見る…

革命に必要なのは英雄や発明だけではない。多くの熱い血を礎にした時勢が必要だ。

プログラマーの誇りを見せ付けろ - 山本大の日記で 沢山のブクマ、コメント、トラックバック、スター、いただきありがとうございました。 プログラマの誇りを減衰しないビジネスモデルを - GoTheDistanceや プログラミングに誇りを持ちたいなら単価を上げる…

プログラマーの誇りを見せ付けろ

僕は今回の案件で、システムのレスポンスに徹底的にこだわってる。それには理由がある。それは、プログラマの誇りを見せたいからだ。 この案件は、既存機能をコピーして似た機能を作るというものだ。 既存機能は、Webシステムなのに1アクションで1分や2分以…

実装あるある

僕のループ。1.実装中のコードで、すばらしいアイデアを思いついく。2.思い切って大幅にリファクタリングを決断する。3.テストコードを書く(他のコードは書いてない)4.完成が見えてきた頃にアイデアの致命的な欠陥に気づく。5.あきらめてソース管理ツール…

ルールを厳格にしてもソースコードは綺麗にならない。規範コードを提供しろ。

今のプロジェクトはJavaで、保守フェイズの新規機能追加なので既存コードをよく読む。お世辞にも、綺麗なコードとは呼べないし、オブジェクト指向の観点でも下の中ぐらいのもんだ。*1 しかし、このプロジェクトの初期段階で書かれた開発者向けガイドを読んで…

ただただコーディングの喜びを書いた日記

いや〜、なんといってもコーディングが好きだ。今年32歳になるし、会社では重い肩書きがついてしまったけど、コーディングができるって、すばらしい。要件定義や設計も面白い部分はあるし、マネージメントも悪くないけど。なによりもコーディングが最高だ。 …

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(7)

原文:IBM Developer : Sorry, that page no longer exists 訳1:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1) - 山本大の日記 訳2:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(2) - 山本大の日記 訳3:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(3) - 山本大の日記 訳4:Guice2.0 beta 紹介…

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(6)

原文:IBM Developer : Sorry, that page no longer exists 訳1:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1) - 山本大の日記 訳2:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(2) - 山本大の日記 訳3:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(3) - 山本大の日記 訳4:Guice2.0 beta 紹介…

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(5)

原文:IBM Developer : Sorry, that page no longer exists 訳1:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1) - 山本大の日記 訳2:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(2) - 山本大の日記 訳3:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(3) - 山本大の日記 訳4:Guice2.0 beta 紹介…

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(4)

原文:IBM Developer : Sorry, that page no longer exists 訳1:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1) - 山本大の日記 訳2:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(2) - 山本大の日記 訳3:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(3) - 山本大の日記 実装クラスを選択する(Sel…

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(3)

原文:IBM Developer : Sorry, that page no longer exists 訳1:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1) - 山本大の日記 訳2:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(2) - 山本大の日記 インジェクションの別のやり方(Other forms of injection) So far, I've shown @In…

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(2)

原文:IBM Developer : Sorry, that page no longer exists 訳1:Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1) - 山本大の日記 Guiceによる基本的なインジェクション (Basic injection with Guice) I hope I've convinced you that DI adds value to your designs and …

Guice2.0 beta 紹介記事の翻訳(1)

Guice2.0のベータに関する記事があったので、またぼちぼち訳してみます。 Dependency injection with Guice Testable code with less boilerplate決まり文句の手間が少ないテストコードhttp://www.ibm.com/developerworks/library/j-guice.html?ca=dgr-jw22G…