- 作者: ケント・ベック,Kent Beck,永田渉,長瀬嘉秀,株式会社テクノロジックアート
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2008/12/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 30人 クリック: 502回
- この商品を含むブログ (90件) を見る
一過性の人気が過ぎ去ったので、またいつものようにボチボチ更新していきます。
またそのうち人気の記事が書けたら良いなぁ。
実装パターンの読書感想と共に現場で思ったことを書く。
実装パターンは、プログラマなら誰でも知ってる
”当たり前のコーディング”に名前をつけたものだ。
和訳版 実装パターンの87ページに書かれている「ガード条件」というパターンは、
単体テストの仕様書を書くにあたっても便利だ。
例として挙げられているのは以下の2つのコードだ。
見比べてみると、読みやすさの違いが分かる。
void initialize(){ if(!isInitialized()){ ・・・・ } }
void initialize(){ if(isInitialized()) return; ・・・・ }
1つ目は、elseがどこにあるかを探しながら続きを読む事になる。
2つ目は、最初の条件はクリアしている前提で、続きのコードを読むことができる。
沢山の条件があるルーチンの単体テストを書いていると、
対象コードの分岐を探すのがめんどくさくて嫌になる。
重要な仕様上の分岐をガード条件で分けていれば、
単体テストのパターンが洗い出しやすいと感じた。
テストファーストでやってれば、そんなこと考えなくても済むんじゃ、、、とか。
アレな現場なもんで。