レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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プログラミングを教えるときに余計なことを教えすぎ説(またはプログラミングを嫌いにならないコツ)

件名通り。プログラミングの教育をやっていて、本当に余計なこと、、、というか段階に合わないことを一気に教えすぎ。

 

例えば変数を教えるときに、はじめに教えるべきなのは代入と参照の2つでいい。

そこに無理に基本型のサイズとか、参照型とか一気にやりすぎる。

 

ループもとりあえずforを教えて使い方に慣れるようにすればいい。

文法のバリエーションなど問題ではない、最初に学ぶべきは概念。そして手慣れ感。

まるで足し算がわからない時点で掛け算を教えるような感じ。

whileとかdo whileとか教えちゃう。そういうバリエーションはあとでいい。

 

最悪はオブジェクト指向、最初はインスタンス化や、フィールドの参照でいい。

メソッドすらあとでいい。

なのに一気に継承やらポリモフィズムやらをやる。

これは多分生徒からすると、初めて九九を習った次の瞬間に指数をやるようなもので、あまりにも一足跳びすぎる。

 

子供達と学んでいて、本当に思うのは、小学校や中学校までは発達段階に応じた学習段階を踏むが、それ以降はいきなりスピードが上がりすぎる。

 

プログラミングを嫌いにならないコツは、徐々にステップアップすることだ。