レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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ほんとあきれるけど、SIerってオフショア信者がまだ居るんですね。

「インドに出したらコーディングなんて人月30万らしいですよ。
 もう、日本人が作る必要なんてないよね、設計書だけ完璧に書いたらあと投げて
 受け入れて終わりだよね」

とか、耳を疑うSI案件の話を聞いた。うーん。

ああ、もうまだそういう事を言う人って居んだなー。
俺ん中では8年前に中国に滞在して「無理」って答え出てるわー。

この業界で10年そういうオフショア儲かりまっせ的な話を山ほど聞いてるけど、いまだに上手く行った話を聞かない。営業トークじゃない成功事例知ってる人是非教えてほしい。

オブショアでそんなに上手くいくビジネスモデル作れてたらさー。
日本のSIerってこんなに没落するかね?


やっぱり上手く行かなかった話は山のように入ってくるし、実感するんだけどね。

「インドに出したらクォリティはある意味高いんだけど。
 言われた通りに作ってくるから
 仕様バグの回避のタイミングがなくて、リリース後クレームの嵐。
 信用がだだ下がりで、結果コスト激高だった。」

とか

「中国に出したら、変数名がpinyin(中国のローマ字表記みたいなの)で書かれてて
 全くメンテナンスできない。mài_shàngとか言われても。。。」

とか

人月30万での成功と、どっちが現実的だろうか。


「ただし、摩擦係数0とする」っていう理想論に似てる

「文化の差とか言葉の差とか距離によるコミュニケーションコスト」

っていうデカい摩擦係数を全部無視していいのか。


あと完璧な設計書を書くってことを簡単にいうけど

僕の知る完璧な設計書って、多分テストされたソースコードの体をなしてると思う。


でも、多分まだまだ居るんだろうと思う。こういう信者。