レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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ルーチンワークじゃあるまいし、効率や生産性を上げたからって残業はなくせんよ。

今の勤務先では毎週水曜日、定時退社日となっていて

ドアの前に張り紙が貼られる

「今日は定時退社日です。仕事の効率を上げて定時で退社しましょう」


いやいや。効率上げても残業はなくせないよ。


ルーチンワークなら、効率を上げたから早く帰れるだろうけど、

エンジニアの仕事は、結局はモノづくり。


時間があれば、より時間をかけて良いものに仕上げるべきだ

時間があれば、より素早く先のリスクを摘んでおくべきだ

という考え方になる。


定時退社したいなら、やるべきことは4つだけ

  1. 見切りを付ける
  2. やらないでいいことはやらない
  3. 時間泥棒にかかわらない
  4. 時計を中心に置く

見切りを付ける

約束や締切りが迫っている仕事以外は、見切りをつけてOKだ。

緊急だと思ってる仕事は、焦ってやっても上手くいかない。

長時間かかる仕事は、あと2時間や3時間やっても、大差ない。

やらないでいいことはやらない

効率を上げてゴミを掃除するか、ゴミを出さないようにするか。

効率を上げてドキュメントを書くか、お客さんと調整してドキュメントを割愛するか。

上司やお客さんとちゃんと意識合わせしたら、実はやらなくていいって仕事は多い。

時間泥棒にかかわらない

作業効率を上げて、作業を多少早く終わらせたとしても

ちょっと質問とばかりにやってきた同僚のおしゃべりに付き合ってたら

効率アップした作業の効果なんてすぐに素っ飛ぶ。

まずは、時間を盗んでいく人を相手にしない。

時計を中心に置く

ミーティングとか、レビューとかは、相手にしないわけにもいかない。

でも以下を守ってたらたいがいちゃんと時間通りに終わる。

・時計を中心に置く。

・タイムキーパーを置く。

・予定時間を宣言する。

大事なミーティングには、ちゃんと時間を掛けるべきだけど

大事なミーティングこそ、時間を意識したら引き締まった会議になる。

結局

程良く手を抜くってこと。