ギークかスーツかという対立軸について前々から疑問を持っている。
ギークって何だ？プロかアマかならわかるけど。テクニカルなことだけやるのがギーク？
うちの会社のエンジニア全員に対して、プログラムが書けることを重視している。
それは、われわれの商売が技術を売り物の一つにしているから。
だけど売り物は、プログラムだけでは終わらない。
業務をプログラムに落とし込むところ、納期通りにプロジェクトを完了させること
つまりシステム開発プロジェクトをトータルに成功させることすべてが武器だ。
プログラミングやアーキテクチャの構築部分は、重要だと思ってる。けどそれはすべてじゃない。
与えられた仕事全体を成功させることが１番の目的で、その中で開発者満足度も高める。
顧客満足度と開発者満足度を両立させることが、目指すところだ。
プログラミングで世界を変えるには、ギークとスーツなんていってられなくて、
ギークであり、スーツ。
プロジェクトを一人だけでも完遂させられる集団がいい。
ギークを目指すから、マネジメントはやりたくないとか、
ギークは無理だから、プログラミングはやりたくない。
とか、仕事の武器を放棄して、いい仕事にめぐり合えるはずもない。
