結局ギークでスーツが最強だろう。エンジニアキャリアパスの行き着く先には経営が待ってる
エンジニアのキャリアパスの果てには、経営が待っている。
すべてのエンジニアは、経営者となるべきであり経営者にとって必要な資質は、
プログラミングスキルばかりではない。
営業、マーケティング、リーダーシップ、統制。
中途半端な開発者でこれからも居たいなら、技術だけでいい。
しかし、エンジニアとして大成を目指すなら、営業やマーケティング、大きな意味での経営を無視することは出来ない。
エンジニアの大成とは何か?といえば、僕は「そのエンジニアと同等に語られるプロダクトを持つこと」ではないかと思う。
ゲイツのWindows
ジョブズのMac、iPod、iPhone
ザッカバーグのFacebook
世の中は、属人性の排除から、属人性特化の時代にだんだんと変わってきていると思う。
古い体質のSIerではいかに属人性を排除して、誰でも均質なものづくりが出来るかを常に追い求めていた。
その結果、設計書ベースで開発し、ウォーターフォールモデルでガチガチに固めていたのだ。
こういった古い体質のSIerにはFacebookのようなサービスは、ひっくり返っても作れない。
Facebookは雑貨バーグさんの属人性の結晶であり、ザッカバーグ=Facebookで語られる。
個人のアイデアを突き詰めてサービス化することの敷居が下がったことにより
属人性、個性を価値とする社会は可能になったんだろう。
こういった時代背景にあって、ソフトウェアサービスや製品が生み出しやすくなって、
技術だけで良いサービスができ、良い製品ができるなどだれが考えるだろうか?
良いサービスができ、良い製品ができたら、それを世に知らしめ、使ってもらい
ブラッシュアップして、更に良い製品にするというサイクルが必要だ。
そうしないと本当に良いプロダクトは生み出せない。
プロダクトは、世に出しただけで満足してはいけない、売れなくてはならない。
そのためには、素晴らしい技術と共に、マーケティング力、マネタイズ力、営業力が必要だ。
良いサービスは、1つの企業と同じになる。
そういったことで、エンジニアのキャリアパスの果てには、経営がある。