2008-11-18 要件定義工程は、”過程”がすべてだ。 要件定義 要件定義・要件分析の工程は、分析するという過程こそが大事だ。成果物である、業務フローやユースケース図も役には立つが分析する過程で暗黙知が引き出され、要求がまとまり要件となる。漠然とこなしていた業務がまとまりはじめる。 要件定義での成果物を、次工程につなげることを目的とするのはおかしい。要件定義の最大の成果物は、ヒアリングで引き出した暗黙知や、業務を整理した際のプロセスで得られるナレッジだからだ。 そういうことから基本設計から丸投げという構造はまったくもってナンセンスだといえる。