GWT1.5 がリリースになった、かなりのバグや問題を改修しているのはモチロンだが
Java 5 をサポートしたり、Ajax対応Wigetだったり、パフォーマンス改善だったり、注目点が盛りだくさん。
■元ネタ
GWT Blog
僕自身は、GWTをプロジェクトで使ったこととかないけど、
今回のリリースがかなりパワフルだってことは変更の概要を読むことでも十分わかる。
簡単に変更点の一覧を訳してみた。
(GWTを使ったことがないので、かなり超訳になってるし、わからないところはすっ飛ばした。)
Java 5をサポートとJREエミュレーションの強化
パフォーマンスが向上し、JavaScriptの相互利用が簡単になった
- GWTコンパイラがスマートになったため、体感2倍ほどはやくなったという報告がある。
- ツリーウィジェットが特に速くなった。IE7 や IE6では5倍から10倍になったし、全体的に非常に改善がみられた。
- 新しいJavaScript Overlay type(JavaScriptにかぶせた型)を使うと、シームレスかつ効果的に”手書きのJavaScript”と統合できる。
- また、Overlay typesを使えば、GWTからJSONデータをエレガントに操作することができる。
- 新しいLinker機能を使うとコードのパッケージングや起動をトータルでコントロールすることができるらしい。
いい感じのWidget, より良いDOM, アクセシビリティと双方向性
- もともとあった KitchenSink というサンプルの代わりに、Showcase(http://gwt.google.com/samples/Showcase/Showcase.html)と呼ばれるサンプルが出来た。
- widgetやテーマ、アニメーション、履歴管理、アクセシビリティ、国際化、双方向性といった様々な機能のデモを提供している。
- 良い感じのデフォルトCSSがつくようになった。
- Treeとか MenuBarとか TabPanelというメジャーな機能で、Ajaxによりアクセシビリティがあがった。
- ARAI( WAI-ARIA Overview | Web Accessibility Initiative (WAI) | W3C )というのをサポートしたらしい。
- クロスブラウザDOMのパッケージhttp://google-web-toolkit.googlecode.com/svn/javadoc/1.5/com/google/gwt/dom/client/package-summary.html
GWT Developer's Guideにもっと細かい変更がのってるそうだ。
■Google Code Archive - Long-term storage for Google Code Project Hosting.