開発プロジェクトは知識産業です。
プログラムは知識労働の成果ですが、
知識労働の一番大事なエッセンスは、
それを生み出す「過程」にあると思います。
つまり知識労働で別のプロジェクトでも再利用可能なのは
知識とその所有者だと思います。
その考え方を発展させて「再利用可能な最大のコンポーネントは開発チームだ」と言いたいです。
そう言うわけで、以下のひがさんの意見に賛成。
■ひがやすを blog 〜 SIerが自動車産業をまねしようとするのはいい加減やめなさい
自動車だと、同じマフラーを作り続けることができるけど、システム開発の場合は、同じマフラーを作ることは意味がない。同じプログラムを作り続ける意味がないからね。
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20080305#1204680709
(中略)
これからのSIerは、分業などせずに全部自前で構築できるようになれることが、重要だと思う。
うちの会社も前々から分業せずに全部自前でやれる組織を目指したいと思ってます。
分業で特をするのは、上流のコンサルチックなSIerだけ。
やりたい放題、いいたい放題やって、のこった関係者は全部Loseなわけです。
プログラムより、プログラマーに価値を見出す時代を!
分散より、一本化に価値を見出す時代を!