レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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44歳にもなってプログラミングが楽しくてしょうがない

あと10日ほどで44歳になります。

で、いまはプログラミングが楽しくって、いやーどうしよう。ここ1−2年は人生で一番プログラムを書いたかもしれない。

あたらしいことをやるのも楽しい、VR/ARとかAIとか、ひと昔前ならSFだったことが実現できるのはとってもエキサイティング!

学ぶ中で、昔はわからなかった数学の難しい理論がちょっとづつわかってくるのも嬉しい。ゲームの腕前があがっていくのと同じで、着実に力がついてきてることがわかるのがいい。新たに学ぶことが、実利に繋がるのとても嬉しいしやる気がでる。「勉強」という強いられている感じがなく、探究な感じなのがとても楽しい。

 

今はプログラミングを使ってできることが急激に進化しているから、学べばありとあらゆることを仕事にできる。

 

プログラミングが若手のものだった時代

ちょっと前なら、プログラミングは若手がやる肉体労働で早々に卒業してマネジメントとかをやるのが大人、みたいな雰囲気がありました。自分も30代の頃よくそう言われたけどキャッチアップを続けていてよかった。ほんと。

何度、「そんなことはお前のやることじゃない」と言われたことか、、、

 

「プログラミングは若手のやること」論はわからんでもないです。基本細かい作業なので。

マネジメント力をつけて、たくさんの人を動かして大きな仕事をすることや組織や事業を大きくして社会へインパクトを与えることも面白いとは思います。営業という仕事の、価値を顧客に手渡しできてる感じも面白いですね。ビジネスのいろんな役割、どれもそれぞれ面白いと思える部分はあります。それはいいんだけど、直接手を下せない部分も増えるからもどかしい。大きな仕事の面白さと、手のひらにおさまる仕事の面白さはそれぞれにあると思う。

全部掌握できて、その上で一部を人に任せるのが理想で。いや理想は現実にできるとはいいませんが、目指すなかで落とし所を見つけたいな。

 

周りにもプログラミングする40代多い

10人ぐらい知り合いを思いおこしてみると、同年代のプログラマーも全然活躍しているように思います。CTOとか偉くなってる人も多いんですが、それでもバリバリコード書いてる人が多いです。

近年のソフトウェアは複雑で、一つの専門知識だけでは成り立たないですし、必然的に活躍する世代が上がっているんでしょうね。

35歳定年説とかもありましたね。きっとこれはちょっと前の大企業での話だったんでしょう。たしかに大企業だとマネジメントで大きな仕事を回すことが面白いと思います。でも、大企業含めてどんな企業でも変化を積極的に起こしていかなくてはいけない時代になってきてて、0−1みたいな仕事も多くなっているし時代が変わってる。

今まで、ITはゼネコンに喩えられていて、エンジニアは土方や建築士に例えられていたけど、今は料理人に例えるほうがしっくりくると思う。

腕のある料理人が、途中でマネージャーにならないといけない理屈はないし、自分で店を持つのが良いキャリアパスだなと思う。栄養士やレシピ屋さんになるのもいい。マネジメントは上手い人にまかせるか。

起業とプログラミングの相性

ということでプログラミングは、起業との相性もよい。ソフトウェアを作って売るって話じゃなくても、サービスに付加価値を作るためにも役立つし、業務のプロセスを効率化するためにも役立つ。アイデアを思いついたときに、実行するまでが早いし、そのたびに外部へ投資しなくて済む。起業+プログラミングで仕事をしてると、家族の介護みたいな状況もなんとかこなせてるし、いいことづくめ。

 

唯一の問題は、肩こりに悩まされることだけれど、腕があがるうちはやりたいです。

探究に終わりはないですね。よぼよぼのジジイになってもやっていたい。