コンピューターが得意なことの1つは、同じ作業を苦もなく繰り返すことです。
プログラミングはコンピューターへの命令なので、やはり繰り返し同じことを実行してもらう命令が重要です。
BLOCKVROCKでは、こういった繰り返しに使える「変数xをカウントして0から10まで繰り返す」というブロックがあります。
このブロックは、VRの世界が作られるときに内側のブロック定義を0(min) から 10(max)まで繰り返してくれます。
maxの値を大きくすれば繰り返しの数が増えます。
繰り返しの内側に、直方体などの物体のブロックを配置するだけだと、繰り返し同じ場所に物体が作られてしまい結果的に1つの物体しか作られていないように見えてしまいます。そのため位置や色をばらけさせる「ランダムな位置」と「ランダムな色」という属性ブロックを繋げておきます。
1シーン中にたくさんの物体を作ると、画面がとても重くなってしまうので最大300個ぐらいにしておくのが良いでしょう。
ランダムな位置やランダムな色の属性をつけると、元の直方体の色や位置は上書きされて使えなくなります。
このプログラムは、BLOCKVROCKのチュートリアルを書き始めたときに記載したサンプルとほとんど同じものです。
https://daiyamamoto.hatenablog.com/entry/2019/11/26/144231