レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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威張る人たち

「威張る」って、言葉は知っててもこの年まで幸いあまり威張ってる人を見たことが無かった。

でも、ちょっとづつ威張ってる人を目にするようになってきて、滑稽な姿に笑ってしまう。


威張るって、自分が気持ち良いだけでなんのメリットも無い行為だなぁ、

なんのためにやるんだろう?



ある日、

「君が今回導入した技術製品について、ある関連会社の人間たちに教えてやって欲しい。」

と、いつもお世話になっている部長さんに言われ、

僕の経験を活かせるなら光栄と考えて快く引き受けた。



事例の少ない製品であるということと、かなり大きなプロジェクトで適用して運用まで載せたので

いろんな苦労もしたということでリアルな苦労話なんかを教えてやって欲しいとのことだった。



さて、当日。やってきたのはオジサマ3名。


その中の一人のオジサマ(名刺を見る限り一番偉いらしかった。)は、

一言で言うと威張ってる。

滑稽なほど威張ってる。




僕が苦労した点なんかを話してる間中、斜めになって聞いていて

聞く側の立場なはずなのに、

いきなり「そこはこうなんじゃないか?」と

とってかわって説明しようとする。

彼らの案件ではなく、

僕らの案件を、見知らぬおじ様がやたら居丈高に説明する。



こっちは「??」だ。



技術の話に食って掛かるならまだしも、

僕らのプロジェクトで適用したアーキテクチャや、

僕らのプロジェクトの苦労話に、なぜ部外者のオジサマが違うとか言えるのだろうか?


案の定、全く間違っていて話にならない。

でも威張りたいのだろう、自分の過去の経験談とかを話だす。

僕、超、忙しいんですけど、、、



部下らしいあと2名のオジサマもいくらか反論するんだけど、

威張ってるオジサマは、どうも自分の持論が気に入ったらしく

なんかよくわからない時間ばかりが過ぎていった。


当然、お礼のメールなんかも来やしない。




偉くなっても人が腐ってはいけない。

そういう教訓を得ることが最近多くなってきた。