僕の弟は、18歳から福井県で打刃物職人になるために仕事をしている。
越前鋳造作家 山本 直 というのが弟。
http://blogs.yahoo.co.jp/act_trading0323/2652881.html
打刃物鋳造の世界では、12年たってようやく伝統工芸士という資格を得るための試験をうけることができる。
『参考』
伝統工芸士 - Wikipedia
12年たつまで半人前。
高卒の18歳で初めても30歳。そこからがスタートだと言える。
しかし、腕を磨き続けることを一生でも続けられる。
対して、エンジニアの業界では5年も経験すれば(実力はともかく)一人前として扱われる。
しかしながら、35歳で定年と言われ続ける。
弟が、僕の結婚式の引き出物を作ってくれたんだけど、この包丁がやたら切れる。
ダマスカス鋼という材料が使われていて、刃に木目のような模様が浮かび上がるのが特徴だ。
年々、彼の腕は上がっている。
最近作ってもらった包丁やナイフは美しく、かつ切れる。
一生、進歩し続けていくことができることをうらやましく思う。