レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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ドラッカーは真摯さを高等な資質とした。だから隣人を愛することが必要だと思う。

ドラッカーを読むと、マネージメントおよび仕事人の資質として「真摯さ」を上げています。


プログラマーであろうと他の仕事であろうと、仕事は最後は人との関わりであり

仕事の成果とは、如何に他人に対して貢献したかということなので、

仕事に対する真摯さというのは、つまり仕事上で関わる人に真摯に向きあうことだと思います。



真摯に向きあうことの最大の成果は、

相手にとって自分にとって掛け替えのない人であることだと思います。



もしも今まで関わったプロジェクトのすべてに不満があるというなら、

それはプロジェクトの関係者を掛け替えのない存在だと考えなかったからではないでしょうか。

プロジェクトの進め方や仕事内容の差異によって、充実感や満足感を得ることはまれです。


僕の経験上、どんな素晴らしく先進的な仕事でも、どんな楽な仕事でも、

どんな儲かる仕事でも、嫌なことって必ずあります。



でも仕事上で関わる人を好きになれば、どんな仕事でも楽しく感じます。
これは僕が持つ唯一の仕事の成功の秘訣です。
すくなくとも、自分は幸せです。


仕事で関わるすべての人を、掛け替えのない人と感じられる人と
仕事の付き合いと割りきって考える人だと、
仕事への取り組み方が違い、見える景色が違うと思います。
仕事の実績を仕事の成果だけで考えると、広がりもなく楽しみも少ないと思います。


僕は、今まで多くの仕事で多くの現場に参画して、
ほとんどの現場に深い思い入れと多くの戦友を残してきたなと思っています。


今日僕の関わるプロジェクトのお世話になった人の喜びの報告を受けて、
僕は我が事のように嬉しく、余りにもハシャいでしまって飲みすぎて後輩に叱られる始末でした。
でも、ともに仕事をした人の嬉しい報告に、すごく素直に喜べることが
僕の今までの仕事人生の良い成果だと思います。

「共に仕事をすることは共に生きること」という社訓が気に入ってます。


綺麗事ではありますが、綺麗事でも上っ面でも
仕事が楽しくなるのなら、それでいいと思っています。

僕は、仕事楽しいし、過去の仕事を振り返っても楽しい仕事が多かった。

それは共に働いた人を気に入っているからです。


仕事に成功するということは、
つまり仕事で関わった人との関係性に成功したということだと思います。



死の間際に「僕は成功した」と言えるのは、
「人との関わりに成功した」という事なのではないかと思います。


ああ、喜びのために酔っ払っていて
タメにもならない、ハシャイだエントリーを書いてしまいました。