もう、4月。4月といえば、出会いと別れの季節であり、
今日は僕らも馴染みの深い人とのお別れ会でした。
終わりはいつでも、新しい始まり。
別れは、新しい関係性の始まりだと思っています。
こういうときに常に思うことは、人間という生命体についてです。
人間というもの、人との関係性の中に自我、アイデンティティーというものができるものだと思います。
無人島に一人でいたら、自分というものは特に必要なく、
1個の生命体でしかありません。それは人の間にいないという意味で人間ですらないといえます。
20代、30代で築いた人間の関係性の貯金が、
我々の人生を決めるといっても過言ではないと僕は思います。
ちょうど、今日旅立った人は僕と同じ32歳。
Mさんが、20代と30代前半で培った関係性を、
宝物のように大事にしてくれることを、
僕は切に願うばかりです。
宝物を貯金することが、その人の価値を生む。
20代と30代で貯金して、40代以降は貯金から投資することで生計を立てる。
これは、どの業界でもいえる、真理のように思っています。
つないだ人間関係の数で、その人間の価値が決まる。
僕はそう思います。