以下、思いつき。
まったく同じ内容だとしても、物質ならお金をだすのに、形の無いものにはお金を出さない。
OSSのソフトウェアにお金を出さないのに、そのソフトウェアについて解説した書籍にはお金を出す。
PDFにお金を払ってダウンロードしてくれる人はいないが、書籍はしばらく待ってからでも購入する。
映画をダウンロードして見ている人で、セルDVDと同じだけお金をだしても買うという人は居るだろうか。
物質は、所有欲を満たしてくれる。
昔から超合金のロボットのおもちゃは好きだったし。
ガンプラも大好きだった。
漫画本は読んだら終わりじゃなくて、全巻をそろえて部屋に飾った。
バーチャルは所有欲を満たしてくれない。
ITのサービスについても、よっぽどじゃないとお金はださない。
無料が当たり前のご時勢だし。
ITのビジネスモデルや、OSSのビジネスモデルが
さまざまに言われているけど、
物質的所有欲を無視して語れないように思う。
物質には所有欲だけでなく、わかりやすい価値がある。
ビジネスモデルを考えるにあたって、物質とどうリンクさせるかを考えてみるのがいいのではないかと思う。