レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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プロジェクトチームの編成は軽視されすぎている


システム開発においては、コンポーネントよりも何よりも

「プロジェクトチーム」こそ再利用されるべきじゃないでしょうか。

練りこまれた「チームワーク」と「暗黙知の共有」は、

システム開発の成功のための、あらゆる方法論・プロセス・プラクティスに勝ると思います。

しかしながら、ありあわせや寄せ集めのメンバーで編成されることがなんと多いことか。。。


プロジェクトチームは、プロ野球のスタメン並みに、

シビアな編成によって組み立てられるべきじゃないでしょうか。


さて、ウォーターフォールモデルで犯しやすい間違いは、

上流工程(要件定義・基本設計)の要員を、

上流フェイズの終了と共に開放して別のプロジェクトに移してしまうことです。


これでは、プロジェクトチームが流動的になるし、第一プロとしての責任が損なわれます。

プロジェクトチームは大枠で固定し、チームがプロジェクトの責任を取るべきです。

「チームはできるだけ固定に!」

それには、反復型の開発モデルが良く合う気がします。