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Node.js/Expressサイトを、AWS EC2からfirebaseに移行

コーポレートWebサイトを firebaseに移行しました。

もともと、静的ページで AWS EC2のWindowsサーバにホスティングしていましたが、

色々とメンテナンス性が悪くコストも高いので、段階的にnode.js/Express 化してfirebaseに以降、今週日曜日に移行が終わったので書きます。

 

できればあとで、参考リンクはやめて手順としてまとめます。

 

静的ページをNode.js Expressに移行することについては、割愛。

EC2上で、単なるNode.jsのサービスとして80ポートに公開していたサイトの移行です。

 

 

1.firebaseのアカウントを作る

2. firebase のプロジェクトを作る

3.ローカルの環境作る

 

ぐらいまでは以下のQiitaで調べたら特に詰まることなくできます。

簡単にできることを実感でき、firebaseの好感度が上がります。

qiita.com

 

*リアルタイムデータベースまではやりません。

 

6. Nodeの環境を作成する

7. 旧サイトをfirebase functions の形式でローカル実行する

 

これは以下のQiitaを参考にしました。

qiita.com

 

動くところまでハマりませんでした。

 

ちょっとハマったのは、デプロイです。

8.firebaseにデプロイする

エラーメッセージで「dependencies」にexpressが入ってないと怒られました。

ローカルではnpm i -Dで依存ライブラリをsaveしていたので「devDependencies」にはいっていいました。

firebaseがきちんと怒ってくれていることに気づかず、いろんなことを調べてしまいました。

エラーメッセージを額面通り受け取れなくなったのは主にMicrosoftさんのせいだと思っています。

 

9. リライトの設定

firebase functionsは、RESTなAPIを作ることがメインなのでhostingするには冗長なURL構成になります。

firebase.jsonでリライトの設定をすることで、https://ホスト名/以下がnode.jsの呼び出しと一致するようになります。

{
"hosting": {
"public": "public",
"ignore": [
"firebase.json",
"**/.*",
"**/node_modules/**"
]
,"rewrites": [
{
"source": "/**",
"function": "app"
}
]

},
 

"functions": {
"predeploy": [
"npm --prefix \"$RESOURCE_DIR\" run lint"
],
"source": "functions"
}
}

 

以下のNode.jsのappを/**に当てはめるというリライトの記述です(/*だとホスト名以下1階層しか見てくれない)

exports.app = functions.https.onRequest(app);
でexportsのappに、書き出したfunctionsのオブジェクトが、URLのリクエストに応答してくれます。
 
10. imageやcss/jsなどのリソースの配置
 hosting 配下のpublicなどにcssやjs,imgなどは配置します。(functions側 のpublicに置きがち)
 
11.  DNSを書き換えます。(firebaseのhostingにある「ドメインの接続」にしたがってやる)
  →ちょうど2時間待たされたので、ドキドキした。
 
以上です。