レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

マネジメントの面白さ

僕は、技術者、リーダー、マネージャー、営業というキャリアを経験してきました。

ある人から、マネージメントの面白さとは?と質問されたので、少し自分のキャリアを振り返って回答を考えていました。
質問してくれた人は、今まで開発中心でキャリアを積んでいて、ちょうど比重がマネジメントに偏りつつある時期です。

エンジニアやエンジニアリーダーとしてやる方が、達成感あって面白いんじゃない?
マネージャーって自分の手から、案件が離れてしまう感じがする。

と言う気持ちがあるようです。


この気持ちは、僕もエンジニアのキャリアを経たので分かる部分が大いにあります。
でも、いまはむしろマネージャーとして案件を成功させた時の方が達成感を感じます。

プレイヤーとして案件に関わっているときは、自分の力量をいかに発揮するかということを重視します。
スポーツに参加しているような感覚が近いと思います。

それに比べてマネージャーとして案件を動かすのは、将棋のような感覚です。
誰がどのポジションで動いていて、どのタイミングで、次の手を打つか?とか、
この戦局で、リスクを回避し、先手先手で動くにはどうしたらいいか?
とか考えて、みんなに指示を出します。

思っていた通りに事が進んだり、
想定通りのリスクに上手く対処できたり、
思った以上にパフォーマンスを発揮するメンバーが出てきたりすると
ビジネス上の成功ともリンクするので、喜びはひとしおです。

戦略的、戦術的に1つ1つ組み立てていくことがマネジメントの面白さだと思います。
細かい戦術まで成功させるには、ITで言えばプログラムやハードウェアなどの特性を理解して、リスクとチャンスを見極められると良く、現場を知ってるとマネージャーとして戦略を立てるのはより面白いと思います。

そういう戦略とか各戦局での策を考えずに、ただただ書類仕事や進捗管理
顧客やメンバーの御用聞き、雑用係的にマネージャーの仕事をとらえてしまうと、
それは面白くなくて当然です。

案件のそれぞれの局面は、うまくいくにしても悪くなるにしても、
マネージャーが描くものでありその描き方にかかっています。

サッカーなんかでも監督の仕事は、プレイヤーとは違った充実感があるのではないでしょうか?

つまり「戦(案件)は武将(マネージャー)しだい!」
(座右の書キングダム7巻より)

そんな感覚になってくると面白くなると思っています。