ある(人生の後輩の)女性に言った。
その子は、すこぶる器量が良く(つまり美人)でモテる。
それだけに、売り手市場というか良いように男を使ってるという節がある。
その子に何を言ったかといえば
売り手市場に慣れちゃいかん、いずれ景気の循環が来る。
ということだ。
もっと単刀直入に言えば、天狗になって人間関係をおろそかにしてはいけないということだ。
女性の場合、年齢という資源を男性よりも豊富に持ってスタートするが、これは年々食いつぶすことが必須の資源である。
明らかに、先行き景気の低迷が見えてる、いわば年齢バブルだ。
その資源を完全に食いつぶす前に、別の価値を高めることで女性の地位は安定することもあるのだが
特に初期の売り手市場のころに、将来設計や経年劣化を計算せずにバブルを謳歌するとしばしば困ることになる。
バブルのうちに、人間関係をうまく構築しなくてはならない。
でも、僕が注意した女史は、平気で連絡を無視するし、自分の都合のいい時だけ頼ってくる。
これは人間関係を安易に食いつぶしてるように見える。
女性の話ばかり書いたが、これは抽象化して男性にも適用可能だ。
例えば、腕に自信のあるエンジニアが、人間関係の構築に価値を見出していないケースだ。
人の間と書いて人間。上手い言葉である。
最終的には、どの人間も人との関わりの中で生きる。自給自足は非効率だし。
人間の最終の資産は、人間関係にしかない。
人との関係性を資源豊富な若い時代に構築することは、
全職業の共通した必須事項であると感じている。