レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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よい聞き手になりたいなら、絶対に質問を考えながら話を聞くこと!

「コミュニケーション上手は、聞き上手である」

といったことがコミュニケーションの本なら必ず書いてある。


聞き手として、そのコミュニケーションを有意義な時間にするための秘訣がある。

プレゼンを聞きに行ったり、顧客に要件定義のヒアリングをしに行ったり

上司と面談をしたり、部下の面談をしたり、どういうコミュニケーションでも共通する。


どんなものであっても、話の聞き手になったときは

絶対に質問をすることだ。

あなたが誰であっても、相手が誰であっても、問答無用。



質問をするためには聞きながら質問を考えること

「最後に、何か質問はありませんか?」

と聞かれてから考えては思いつかないものだ。


狙っている異性と、良い感じでおしゃべりしてるときは

話をしながら次の質問やフィードバックを考える。それと一緒。


講師をしていても思うんだけど、スピーカーは質問してくれた人のことしか覚えていない。


学芸会で緊張したとき、聴衆を「ジャガイモやカボチャだと思うんだ」と教わったけど、

質問しなかった人はスピーカーにとっては、緊張をほぐすときに思い込んだ、

ジャガイモとカボチャのまま終わる。


質問や共感で、フィードバックをしてあげることが、

話し手への敬意であるだけではなく、

質問者自身も有意義に時間を過ごすための秘訣なのだ。


余談

スピーカーとして最悪のシュチュエーションは、無反応な聴衆を前に話をすることだ。

うんともすんとも言わない人ばかりだと、

進行に迷いが出るし、無力感も手伝ってぐったり疲れる。

スピーカーが悪いときももちろんあるが。。。


Webにも雑誌にも教科書にも、どこにも載ってない秘訣なんかを教えても

なんかむなしい。

情報はタダじゃないのに。

わからなかったならわからなかったとか、言ってくれればいい。

ここが悪かったとか言ってくれてもいい。


僕らの社内の勉強会でも必ず質問は出てくる。

社内の勉強会やプレゼン会では、質問以外にも

「ここがよかった」とか「ここはこう思う」とか出てくる。


会社命令とかで来ている人たちを前に話をすると。。。

学校の授業のように思っているのかもしれない。

それなら、学生を引き続きやっていてもらえば良いんだが