レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

理想と現実のギャップを埋める方法 その1

”理想”を追求して正攻法をとるべきか、

臨機応変さ”を良しとして寝技的に勝負するか、

という話題は、形を変えて様々なところで目にする。



新規開発時の設計は理想論で組み立てていたはずが、

運用保守になると、そうは行かなくなる。

本当は、理想的な設計のはずが、実運用には耐え切れず

ゴテゴテした追加仕様が入る。


システムならそんな感じだが、

組織の制度でも同様で、制度設計(ルール決め)をしていると

”理想論”と”寝技論”で平行線をたどることもある。


理想を言っていたら進まないし、

はじめから寝技だとグダグダになる。



さて以下、孫子から引用する。

兵は奇正なり。

これはつまり、

「正攻法と臨機応変な攻め方の使い分け」が大事だということだ。

さらに、

およそ戦いは、正を以って合し、奇を以って勝つ

という。

正論で組み立て、運営は臨機応変さをもってなす。


この二つは、理想と現実を上手くやりくりするための基本原理だと思う。


はじめの段階では、正攻法で組み立てなくてはならない。

はじめから寝技ではガタガタになる。


運用が始まると、イレギュラーなケースが頻発する。

これは、臨機応変に対応するほうが良い。


フェイズに応じてスタンスを変えるべきであり、

運用段階ではスタンスを変えるべきということを、

設計段階から視野に入れておくべきだ。


意識しておかなければ難しい。