レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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要件定義工程は、”過程”がすべてだ。

要件定義・要件分析の工程は、分析するという過程こそが大事だ。

成果物である、業務フローやユースケース図も役には立つが

分析する過程で暗黙知が引き出され、要求がまとまり要件となる。

漠然とこなしていた業務がまとまりはじめる。


要件定義での成果物を、次工程につなげることを目的とするのはおかしい。

要件定義の最大の成果物は、ヒアリングで引き出した暗黙知や、

業務を整理した際のプロセスで得られるナレッジだからだ。


そういうことから基本設計から丸投げという構造は

まったくもってナンセンスだといえる。