レベルエンター山本大のブログ

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JavaEEの帰還 - Return of the JavaEE


久々に、Java案件のアーキテクトをやるかもしれないので、最新の動向などを調べているが、


フレームワークにおけるメインストリーム不在の状況に、やっぱり辟易する。


そういったことで、以下の話はよく理解できる。


■選択のパラドックス:なぜ多は少をかねないのか(Paradox of Choice:Why More Is Less)

彼はこの状況を"Paradox of Choice:Why More Is Less"の中で提示されている店内販売のジャムの典型例に類似していると考えている。

小さなブティックが客を楽しませるためにジャムのサンプルを配り始めた。彼らが3つの異なるフレーバーを出すと客達はそれを試し、ジャムの売り上げは跳ね 上がった。それじゃあより多いのがより良いはずだ。ブティックの店員達は今度は10の異なるフレーバーのジャムを出してみた・・・とすると売り上げが急降 下したのである。チョイスがたくさんありすぎると人々の決断能力は停止してしまうのだ。

http://www.infoq.com/jp/news/2008/01/the-craptaculous-web-framework


確かに選択肢が多すぎると、決断能力は停止してしまう。


重大な決定の際には選択肢がないと嫌だという人もいるが、


やっぱりメインストリームが不在だと、比較の対象すら見いだせない。



そういうことで
JavaEEには、メインストリームが必要だと思う。


その血筋を引いているのは、やはりJava EE 5 標準のJSFEJB3じゃないか。


僕はそれらがお気に入りというわけではないが、


彼らの復権JavaEEJava復権につながるのではないかと思っている。