いまさらなのかもしれないけど、VisualStudio2005のクラスダイアグラムがやたらすごい。
クラス図からオブジェクトをビジュアルにインスタンス化して、
メソッド呼び出ししたり、オブジェクトの状態を確認したりできる。
まずは、項目の追加でクラスダイアグラムを追加する。
クラス図上で配置したクラスやインターフェイスなどの要素は、
もちろん実際のソースとリンクしている。
ここでは以下のようなサンプルソースを書いてみた。
using System; using System.Collections.Generic; using System.Text; namespace DevelopAndTesting { public class Class1 { private string name; public Class1(string name) { this.name = name; } public void hello() { Console.WriteLine("Hello"); } } }
とりあえず、ダイアグラム上にクラスを配置。
右クリックのメニュで、いろいろできる。
例えば、「展開」を選択するとフィールドやメソッドが表示される。
さて、一番驚いたのは次だ。
上記のように右クリックメニューから「インスタンスの作成」を選択すると。
以下のようにコンストラクタへの引数を設定する画面が表示される。
ここでは"yamamoto"と入力してみる。
そうすると、画面下部の「オブジェクト テスト ベンチ」というヴューにインスタンスのアイコンができる。
仮想空間をビジュアルに再現してくれているイメージ。
たくさんインスタンス化することも可能だ。
このビューでもいくつかの操作が可能で、例えばカーソルをクラスの上にあわせると
オブジェクトのフィールドの値などが確認できる。
さらに、メソッドの呼び出しも可能。
Console.WriteLine()をしているので、「出力ビュー」に結果が表示された。
クラスダイアグラムとか、あまり注意してみていなかったが
これはかなり高機能なツールだ。
オブジェクト指向の学習にも非常に役に立ちそう。