SQL Server 2005の最強本にであった。
MS SQL SERVER2005 オフィシャルマニュアル 下 (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: Edward Whalen/Marcilina Garcia/Burzin Patel/Stacia Misner/Victor Isakov,株式会社トップスタジオ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/10/04
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
Microsoft SQL Server 2005オフィシャルマニュアル 上 (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: Edward Whalen/Marcilina Garcia/Burzin Patel/Stacia Misner/Victor Isakov,株式会社トップスタジオ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/08/30
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
とはいっても王道、オフィシャルマニュアル
「Microsoft SQL Server 2005 オフィシャルマニュアル(上)(下)」だ。
いままでは「インサイドMicrosoft SQL Server 2005」が最強だと思ってたけど、こっちの読みやすさと内容の豊富さにはかなわない。
値段もぶっ飛んでる(上下あわせて1万オーバー)が、
業務でSQL Serverを使ってる人なら、
すぐに元が取れると思うほどの内容。
ちなみに、今日この本を一部活用して
クエリチューニングを行ったが、
1時間かかっていたクエリを、3秒にするをいうチューニングに成功した。
(まぁ、開発環境がへぼいっていうのが最大のボトルネックだったわけではあるが、、)
どういう処方をしたのかというと、1つはJoin時のクエリヒント
もともと「LEFT JOIN」だったところを「LEFT HASH JOIN」にした。
通常、SQL Serverのオプティマイザ(最適化機能)が勝手にチューニングしてくれるのを当てにしておけば良いのだが、どうしてもという時にはクエリヒントを与える。
今日はじめて、その「どうしてもという状況」に遭遇したわけだが、
普通なら、クエリヒントはオプティマイザを殺してしまいかねないので避けるが、この本で内部のメカニズムがわかったからこそ、その対処法を採用できた。
SSIS(SQL Server Integration Services)なんかの記述もしっかりしてるし、
2005の新機能、パーティションテーブルなんかもよだれが出そうだ。
→なんと!SQL Server 2005のアーキテクチャでは、テーブルは「すべて」パーティションテーブルなのだ!!!
これからも手放せなくなりそうだが、重量的に重いのが大変だ。